岡部こども医院

富山市の小児科,内科 岡部こども医院

〒939-8211 富山県富山市二口町1-12-7
TEL 076-422-7111
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    最近の感染症情報


最近、当院を受診される患者さんに多くみられる感染症や、富山県の他の地域で流行がみられる
感染症についてお知らせします。
 
1)RSウイルス感染症(細気管支炎)

本来は冬季に流行しますが、今年は夏の終わり頃から感染する乳児が増えています。潜伏期間は
4~5日です。咳、鼻汁などの上気道症状の後に、呼気性喘鳴(ヒューヒュー)、多呼吸、陥没呼吸などの
下気道の症状が出現します。特に乳児では、重症化しやすく、哺乳力低下、チアノーゼ、無呼吸発作など
を生じ入院が必要な場合があります。鼻腔から迅速診断が可能です。
 
2)手足口病

夏に流行する、手足の小水疱と口腔の粘膜疹が生じるウイルス性発疹症で、約30%に1~2日
の発熱を認めます。潜伏期間は2~7日で飛沫、糞口感染します。水疱はかゆみを伴わず、
1週間くらいで治癒します。口の中の痛みで食欲が落ちたり、よだれが増えたりします。
ウイルスの排泄期間が3~5週間と長く、登園を停止する必要はありません。合併症として、
髄膜炎や脳炎があります。
 
3)溶連菌感染症

咽頭炎、扁桃炎を起こす細菌感染症で、飛沫、経口感染します。潜伏期間は2~5日で、
高熱や激しい咽頭痛で発症し、24時間以内に細かい発疹が出現することがあります。
溶連菌感染症は、後にリウマチ熱や腎炎を合併することがあり、早期に診断し治療を行う
必要があります。咽頭ぬぐい液で迅速診断が可能です。
 
また感染症ではありませんが、季節的に朝晩が冷え込んで日中との気温差がおおきくなり、喘鳴
(ゼーゼー、ヒューヒュー)を伴う乳幼児が増えています。学童でも気管支喘息のお子さんは、
夜間から朝方に発作がよくあります。放置すると呼吸困難となり危険ですから、咳や喘鳴で夜に
何度も目を覚ますような場合は、早めに受診をお勧めします。